気を付けること

今まで紹介したように便利で、用途も多いWi-Fiですが、それでは実際に利用する際はどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。使用するにあたってとうに注意したい点は、セキュリティの面です。

これはWi-Fiに限らず無線で通信を行う機器全般に言えることですが、きちんと目に見える線で接続しているわけではないので、自分の家の外からでも電波が届く範囲であれば、誰かにアクセスポイントとして利用される可能性もあります。また、使用する際にきちんとセキュリティ対策をしておかなければ、メールやパスワードを盗み見される可能性もないとは言い切れません。

そのため、おすすめするのはWEPなどの暗号化機能です。こうして対策を打っておけば、暗号化された文章やパスワードを解読するのは容易ではありません。
それでも不安に思われる方は更に高度なWPAやWPA2、WPSといったセキュリティ機能を搭載した製品の購入をおすすめします。

また、個人で使用するWi-Fiではなく、ホットスポットでのWi-Fi利用に関してもいくつか気を付けたい点があります。よく目にする「Wi-Fi使えます」のステッカーを貼付している店ではその施設で用意しているWi-Fiを使用することができますが、場所によって無料・有料は異なり、また回数や時間に制限があるところもあります。
使用する前に店員に尋ねるのがよいでしょう。

Wi-Fiの種類

Wi-Fiは使用する形態によって3つの種類があります。
まずは、多くの人が利用する公共施設において、有料・無料を問わず提供される無線LANスポットです。これを公衆無線LANと呼びます。
この無線LANスポットはホットスポットとも呼ばれ、多くが公共交通機関の待合所や大型ショッピングモール、ファストフード店などに設置されています。自分で難しい設定をしなくても出先で気軽に使うことができると、多くの人が日々利用しています。

次に、携帯電話やスマートフォンと同じように場所を選ばず通信可能なモバイルWi-Fiです。これはモバイル通信端末と同じくらいの小型軽量なモバイルルーターを通信機器と一緒に持ち歩くことで、出先でも自分の回線を使用してインターネットに接続できる利用方法です。無線でインターネットができますが、通信方法やサービスによってWi-Fiの速度や特徴に違いがあります。

3つ目は、スペインの企業が始めたサービス「FON」です。これは、専用の無線LANルーターを他のユーザーに開放することを条件に、自分自身も他のユーザーが開設したFOXアクセスポイントを無料で利用することができる利用方法です。
最初に紹介した公衆無線LANに近い利用方法ですが、公共施設が開設するポイントとは違い、個人が開設する点で異なり、住宅街を中心にアクセスポイントが多くあるのが特徴です。

Wi-Fiの特徴

Wi-Fiの最大の特徴は、複数台の機器を同時に無線でインターネットや回線に接続することができることです。

例えば、家族がそれぞれ一人一台ずつ持っているスマートフォン。それぞれが動画視聴やメッセージのやり取りなどでインターネットに接続する際、Wi-Fiに接続して回線を利用すれば、モバイル回線を使用しなくてもインターネット接続ができるため、外出先やWi-Fiを使用できないときのためにパケット代を節約したり、契約プランを低めのものにして価格を抑えることも可能です。
また、特にパケット量の多いコンテンツをキャリアで設定されている通信料の制限を気にすることなく高画質で楽しむこともできます。

その他に、リビングで使用しているテレビをWi-Fiに接続して映すことも可能ですし、デスクトップに保存した写真を離れたプリンターで印刷することも、離れた部屋のレコーダーで録画した番組やパソコンに保存した音楽を別の部屋で楽しむことも、ネットワーク対応のゲーム機を接続してみんなで楽しむこともすべて同時に行うことができるのです。

またインターネットに接続する以外にも、テレビやレコーダーなどのデジタル家電をスマートフォンやタブレットでリモコンと同じように操作するための仲介などもしてくれます。

Wi-Fiとは

現代、欠かすことのできなくなったパソコンやスマートフォンを始めとする通信機器。昔に比べて使う機会が増えたり、調べ物をする時間の短縮を実感したりと、何かと便利に感じている方も多いと思います。若い世代だけではなく、仕事でよく利用するひとも多いのではないでしょうか。
その通信機器を使うにあたってなくてはならないのが、機器とインターネットを接続する機械です。今回は、その通信技術の一つ、「Wi-Fi」について紹介します。

Wi-Fiとは、手持ちのパソコンやテレビ、スマートフォン、タブレットやゲーム機など、ネットワーク接続に対応した機器でインターネットを使用する際、ワイヤレスでLANに接続する、Wi-Fi Allianceで認定された無線LANの規格のことです。機器と電波の送受信を無線で行うことで、屋外でもネットワークへの接続を安定した速度で確立することができます。

無線の通信機器が発売された当初は、同じメーカーの製品でも機器との相互接続ができるか確認をしなければ、折角購入した機器同士の互換性がなく、接続できないということもありました。そのため、多くの人が購入の際、多種多様な無線LANを前に迷ってしまっていました。
そこでWi-Fi Allianceがあらかじめ相互接続ができると認めた商品に対してつけた接続可能になる方式のブランド名が、Wi-Fiです。

このWi-Fiは、便利なだけではなく、使用するにあたっての準備も簡単で取り入れやすいのが特徴です。また、1台あれば自分だけではなく、家族や友人の分までも複数台接続が可能なこともポイントの一つです。